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一大勢力、出雲氏の建物跡か 京都・上京遺跡から出土

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一大勢力、出雲氏の建物跡か 京都・上京遺跡から出土

出雲寺跡近くの遺跡から出土した柱穴。出雲氏関連の屋敷跡とみられる=京都市北区

 出雲氏の関連遺構は、同神社の南にあたる相国寺(しょうこくじ)境内などからも出ているが、小規模な竪穴式住居がほとんどで、本格的な建物跡が複数見つかるのは珍しい。

 出雲氏は、奈良時代には長屋王の夫人の従者として仕えた「安麻呂」や、多くの農民を従えていた「真足(またり)」らを輩出。数十人の官僚を送り出すなど中央との結びつきも強かったが、平安時代に衰えたといわれている。

 調査会の家崎孝治代表は「氏寺の隣という位置関係、建物の時期などをみても建物は相当な施設とみられ、当時の記録に出てくるような有力者の屋敷跡だろう」と話している。

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