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一大勢力、出雲氏の建物跡か 京都・上京遺跡から出土

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一大勢力、出雲氏の建物跡か 京都・上京遺跡から出土

出雲寺跡近くの遺跡から出土した柱穴。出雲氏関連の屋敷跡とみられる=京都市北区

 飛鳥時代から奈良時代にかけて京都市北部の賀茂川西岸で勢力を誇った出雲氏の屋敷とみられる建物跡が、京都市の上京遺跡から出土したことが11日、分かった。出雲氏にまつわる本格的な建物跡が複数見つかるのは珍しく、調査を行った民間の発掘団体「古代文化調査会」は、遷都以前の京都の歴史を知る上で貴重な資料になるとみている。

 調査地は京都市上京区にある上御霊(かみごりょう)神社北西隣のマンション建設予定地。約300平方メートルを調べた結果、北西隅と南東隅から一辺約60~70センチの方形の柱穴が計5カ所出土した。ともに出た土器などから、出雲氏が全盛を誇った7世紀後半に建てられたとみている。

 出雲氏は、弥生時代に島根県の出雲地方から移住してきたとされ、これまで同神社の境内などから、出雲氏が創建した氏寺(うじでら)・出雲寺のものとされる奈良時代前期の瓦片が多数出土している。

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