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“デロリアン”疾走の5分後に快速急行接近 2列車とすれ違い2駅通過し…あわや大惨事のむちゃくちゃ 大阪

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“デロリアン”疾走の5分後に快速急行接近 2列車とすれ違い2駅通過し…あわや大惨事のむちゃくちゃ 大阪

 大阪市の阪急京都線で8日夜、線路内を車が走行した事件で、車の進入が数分ずれていたら電車と衝突する可能性もあったことが9日、分かった。運転士や指令が連携し、最悪の事態を回避できた。

 阪急電鉄や大阪府警淀川署によると、8日午後10時20分ごろ、下り普通電車の運転士が南方駅(同市淀川区)近くの御堂筋東踏切から軌道内に入ってきたとみられる車を目撃。非常ブレーキをかけて無線で指令に報告し、指令は付近の全電車に緊急停止を指示した。電車が南方駅ホームの中央付近で非常停止した直後、車とすれ違った。

 車が走行していた上り線では、わずか1分前の午後10時19分に普通電車が発車したばかり。5分後には快速急行が通過する予定だったが、指令の指示で手前の十三駅(淀川区)で発車を見合わせていた。

 車は午後10時27分ごろ、崇禅寺駅(東淀川区)に緊急停車していた下り快速急行とすれ違い、近くの大宮橋踏切から出た。阪急電鉄の担当者は「一歩間違えれば衝突した可能性もあり、大惨事になっていた」と話した。 

 電汽車往来危険容疑で逮捕された愛知県安城市美園町薮田、無職の男(73)は同署の調べに対して「どこから線路内に入ったか。どのくらい走ったか覚えていない」と話しているという。

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