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ヤマトタケルも一役 百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録へ機運盛り上げ 羽曳野で11日に朗読劇 

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ヤマトタケルも一役 百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録へ機運盛り上げ 羽曳野で11日に朗読劇 

「白鳥になった皇子」のリハーサルに励む細見代表(左)ら出演予定者=羽曳野市

 羽曳野市と関係が深いヤマトタケルノミコトを描いた創作劇「白鳥になった皇子」が11日、朗読劇の形で、同市島泉にある桃山時代の様式を残す旧家「吉村家」で上演される。堺市、羽曳野市、藤井寺市に広がる百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産登録を目指す中、同じ古代の物語を制作、演じることで登録に向けての機運を盛り上げようと、地元のボランティア団体が企画した。

 演じるのは、古墳群の魅力を市民に伝えるために結成されたボランティア団体「四十四(しとよ)の会」(細見克代表)のメンバーを中心にした羽曳野、藤井寺両市の市民ら十数人で、それぞれが舞台の上で台本を手に朗読する。日本書紀などによると、「ヤマトタケルノミコトは遠征の帰り道、亡くなり白鳥となって古市に飛来し、また羽を曳くように飛び去った」と伝えられ、羽曳野の地名の由来とされる。

 台本を執筆したのは、藤井寺市在住のエッセイストで、「織田作之助賞」を主催する大阪文学振興会の編集委員を務める川上恵さん(68)。全国平定の旅をするヤマトタケルノミコトが、武力を行使する悩みを吐露する古事記の場面などを基本に、父と子の物語を創作した。川上さんは「子供にも分かりやすい話にした。郷土がこのようなドラマの舞台だと多くの人に知ってほしい」と望む。

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