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【関西の議論】「死んでねえっちゅうの!!」 橋下氏〝死に体〟どころか「完全復帰」 自民ショック「官邸が仙豆を与えた」

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【関西の議論】
「死んでねえっちゅうの!!」 橋下氏〝死に体〟どころか「完全復帰」 自民ショック「官邸が仙豆を与えた」

安倍首相(左)と維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長

 政治家が「引退」を公言すれば、〝死に体〟となって影響力を失うのが政界の常。しかし、12月の任期満了で政治家を引退すると表明した橋下徹維新の党最高顧問(大阪市長)には当てはまらないようだ。「憲法改正」への思いを共有する安倍晋三首相との「6月会談」を経て瞬く間に存在感を強め、後援会による〝最後〟の政治資金パーティーでは、旧日本維新の会でともに共同代表を務めたかつての盟友、石原慎太郎氏から国政進出を熱烈に求められた。橋下氏は「早く民間人に戻りたい」とかわすが、ツイッターやメディアの報道を通じ、衆院で審議中の安全保障関連法案への持論を展開し、党内議論を完全に主導。さらに国会議員が地方分権などの結党の精神を忘れているとして、地域政党「大阪維新の会」の離脱もあり得ると揺さぶりをかけている。橋下氏が政界を引退すれば、影響力の低下が懸念される大阪系議員の間では、引退後も党の最高顧問に止まるよう求める声は根強い。鳴り止まない「橋下劇場」のアンコールに、橋下氏はどんな結論を下すだろうか。

首相からのラブコール

 「死んでねえっちゅうの!!」。6月19日夜。橋下氏の関西人らしい〝突っ込み〟に、大阪市内のホテルの政治資金パーティー会場を埋めた約1500人の客がどっと沸いたという。

 橋下氏が話題にしたのは、産経新聞6月17日付朝刊の社会面(大阪本社版)に掲載された自民党の大阪市議の「息を吹き返してしまった」というコメント。記事は、5月の住民投票で「大阪都構想」が頓挫して以降、鳴りを潜めていた橋下氏が、6月14日の安倍首相との面会を機に活動を活発化させたことを伝えていた

 パーティーでは、石原慎太郎氏が「橋下徹を国政の場に押し上げてほしい」と熱弁をふるったが、安倍首相もまた、橋下氏の政治家引退を惜しむ1人だ。

 「(国民の)期待感はあるんじゃないの?」

 6月14日に都内のホテルで行われた橋下氏との会談で、安倍首相は国政への転身を促したとされる。

(次ページ)首相の激励で発信を強化…橋下氏のターゲットは「維新」

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