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【名作映画を見てみよう!】「セーラー服と機関銃」 警察官まで集めた、カ・イ・カ・ン! バブル景気の直前、輝いていた時代

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【名作映画を見てみよう!】
「セーラー服と機関銃」 警察官まで集めた、カ・イ・カ・ン! バブル景気の直前、輝いていた時代

薬師丸ひろ子の主演映画「セーラー服と機関銃」公開に約1万人が殺到。映画館の“機関銃をふりまわす”看板の前には警備の機動隊員も配置された=昭和56(1981)年12月、大阪・梅田

 まもなく夏休み。ぎこちなかった新入生たちも制服姿がすっかり板につきましたが、最近、セーラー服姿の女子学生をほとんど見かけなくなりました。

 友人たちと楽しそうにおしゃべりしながら繁華街を闊歩(かっぽ)するかわいい彼女たちは大抵おしゃれでスカしたブレザー姿。男は学ランでもブレザーでも好きにすればいいですが、セーラー服が醸すあの独特のかれんさや清潔感には捨てがたいものがありますね。

 そしてセーラー服といえば、われわれ団塊ジュニア以上の世代だと薬師丸ひろ子さんがまず頭に浮かびます。主演作「セーラー服と機関銃」(昭和56=1981=年、相米慎二監督)でのセーラー服姿は日本の芸能史に残る強固な個性や存在感を発揮しました。

 赤川次郎さんの小説の映画化で、父親を事故で亡くし天涯孤独となった女子高生が、弱小暴力団の4代目を継ぐことになり、子分の組員4人とともに対立組織と激しく戦うという荒唐無稽な物語に全力で挑む薬師丸さん…。

 子分を従え、セーラー服姿で機関銃をぶっ放す薬師丸さんが恍惚(こうこつ)の表情で誇らしげに「カイ…カン(快感)!」と言い放つ場面はあまりにも有名ですが、彼女のセーラー服、普段、毎日通学時に着用していたものだとか。

 当初、奇天烈(きてれつ)過ぎる作風でヒットは望めないとみられていたのですが、初々しい彼女の魅力に日本中の男子がメロメロ。「戦国自衛隊」(54年)などで昭和を席巻した角川映画の代表作となり、配給元・東映の社史に残る空前の大入り満員を記録。爆発ヒットした主題歌を歌った彼女も一躍大スターとなりました。

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