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カモ肉、セタシジミ、フナ包み焼き…1300年前の食材・料理奉納 大津・近江神宮

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カモ肉、セタシジミ、フナ包み焼き…1300年前の食材・料理奉納 大津・近江神宮

供え物を神前へ運ぶ子供たち

 大津に都が置かれた1300年前、人々が食べていたとされる地元の産物を供える「饗宴祭(みあえまつり)」が6月30日、大津市神宮町の近江神宮で営まれた。稚児装束をまとった子供たちが、食材や料理など20種類の供え物を神前に奉納し、往時の都の繁栄ぶりをしのんだ。

 「夏越(なごし)の祓(はらい)」がおこなわれる30日に、神社の祭神で大津に都を開いた天智天皇が、当時食べたとされる地元の産物を奉納して往時をしのぶとともに、無病息災で夏を乗り切れるよう祈る神事。近くにある私立よいこのもり保育園の年長児29人が、食材や料理を運ぶ稚児役を務めた。

 子供たちは、琵琶湖でよくみられる水鳥・カモの肉や湖の固有種・セタシジミ、地元の伝説に登場するフナの包み焼きなどを三方に載せ、慎重な足取りで神前まで運んだ。また、生きたニワトリもカゴに入れ、稚児2人がかりで供えた。

 境内で見物していた市内の女性(60)は「生きたままの供え物もあって、びっくりした」と話していた。

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