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【衝撃事件の核心】【動画】7秒間「青青」…衝突事故招いた〝魔の交差点〟 「交通規制相当でない」仰天無罪判決の中身 

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【衝撃事件の核心】
【動画】7秒間「青青」…衝突事故招いた〝魔の交差点〟 「交通規制相当でない」仰天無罪判決の中身 

「青青事故」が起きた現場の交差点。交差する2つの信号機が7秒間、いずれも通行可の青色を示していた=6月19日、神戸市東灘区

 右折というよりはむしろUターンに近い角度で曲がるため、車内から見える視界は瞬く間に左右が反転した。通常の右折とは比べものにならないほど、自然と周囲に注意を払った。

 事故相手の軽自動車と同じ進路も走ってみた。信号が赤になってから間もなく、左折進行可を示す青色矢印がともる。通常の十字路交差点と同様に、ほぼ直角に曲がるため、スムーズに左折を終えた。

 近くの運送会社に勤める男性(45)は「事故も聞いたことがなかったが、信号に不備があるなら早く直してもらわないと怖い」と不安をのぞかせた。

信号改善の契機に

 県警によると、信号の周期の設定方法に統一の基準はなく、各都道府県警が独自に交差点の形状や交通量、地域の要望、事故数に合わせて設定。渋滞や事故が起きれば、その都度対応して設定を見直している。

 今回の交差点には昭和44年11月に信号を設置。遅くとも52年度には左折用の矢印が設置されたことが確認できる。事故の軽自動車と同じルートで左折する車両の交通量が多く、左折時間を長く取ろうとした結果、現在のように同時に青になる設定になったという。

 現場での同様の事故は、過去10年では平成19年にトラック同士が衝突する事故が1件あっただけで、県警は「特に危険な交差点という認識はなかった」。しかし、今回の無罪判決を受けて、事故防止のために路面に誘導線を引く方針を決定。さらに、県内で他に似た形状の交差点がないか調査を行い、この交差点以外に4カ所あることが分かった。

 4カ所ではいずれも過去10年間で追突事故などはあったが、重大事故は発生していない。県警は「交通量調査などを行い、必要があれば何らかの対策を検討したい」としている。

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