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【衝撃事件の核心】【動画】7秒間「青青」…衝突事故招いた〝魔の交差点〟 「交通規制相当でない」仰天無罪判決の中身 

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【衝撃事件の核心】
【動画】7秒間「青青」…衝突事故招いた〝魔の交差点〟 「交通規制相当でない」仰天無罪判決の中身 

「青青事故」が起きた現場の交差点。交差する2つの信号機が7秒間、いずれも通行可の青色を示していた=6月19日、神戸市東灘区

 信号「青」で進入した交差点。もし、別方向から入ってくる車の信号も「青」だったら-。そんな状況下で起きた車同士の衝突事故をめぐる刑事裁判で、自動車運転過失傷害罪に問われた大型トラックの40代の男性=堺市中区=に対し、神戸地裁が6月、「信号周期の設定に不備があった」として無罪判決=確定=を言い渡した。大型トラックと軽自動車が衝突した今回の事故で、双方の信号は同時に7秒間「青」を示す設定だった。ドライバーや歩行者にとっては「まさか」の状況だが、実は2方向の信号が「青」となる交差点は全国でほかにもあるという。判決を受けて兵庫県警は、現場の交差点などで新たな対策に着手した。危険から身を守るためにだれもが頼る信号に、実は〝死角〟が潜んでいるのかもしれない。(佐藤祐介、井上浩平)

検察は控訴断念

 事故は平成25年7月24日午前10時15分ごろ、神戸市東灘区魚崎浜町の市道交差点「魚崎浜町交差点」で発生した。

 男性が運転する大型トラックが南から交差点に入り、南東に鋭角に右折しようとしたところ、東から左折してきた軽自動車と衝突。相手の男性が股関節骨折などの重傷を負った。

 交差点は南北方向を走る直線道路に、東からの道路と、南東からの道路が接続する「K字型」。事故当時、大型トラックの対面信号は青色、軽自動車側の信号は左折可の青色矢印をそれぞれ表示。いわゆる「青青」状態だった。

 「刑事裁判になるとは…」。男性の代理人弁護士は、昨年9月末ごろに男性方に届いた起訴状に驚きを隠せなかった。

 弁護士は事故直後、男性が勤める堺市内の運送会社から代理人として依頼を受けた。だがそれは、保険会社や相手方との交渉など金銭的な対応を想定したものだった。

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