産経WEST

京丹後でコウノトリの営巣行動を確認 強風で巣飛ばされるも来年以降の産卵に期待

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


京丹後でコウノトリの営巣行動を確認 強風で巣飛ばされるも来年以降の産卵に期待

コウノトリの営巣について報告する森豊彦さん=京丹後市網野町

 特別天然記念物のコウノトリのペアが京都府京丹後市網野町で巣を作ったことが、地元で開かれたイベントで報告された。今年の産卵期は過ぎているが、来年の繁殖に期待が持たれるという。

 報告を行ったのは、京丹後市水と緑の里づくり支援員の森豊彦さん(59)。森さんによると、このペアは4歳のオスと3歳のメスで、4月26日に網野町仲禅寺で巣を作っているのを森さんが確認した。

 巣は5月12日に強風で飛ばされてしまった。ペアは1週間後に再び巣を作り始めたものの、普通3月から5月とされる産卵期に間に合わないと判断したためか、巣作りを途中でやめてしまったという。

 車で寝泊まりするなどしながら観察を続けていた森さんによると、2羽はいずれも兵庫県豊岡市で生まれ、昨年ペアになった。現在も豊岡市や京丹後市の餌場を移動して網野町仲禅寺にも来ているという。

 地区では付近への立ち入りを禁止する看板を現地に立てるなどしてコウノトリのペアを見守っており、森さんは「来年の産卵も期待できる。静かにペアを見守りたい」と話している。

「産経WEST」のランキング