産経WEST

【たま駅長】「本当に悲しい」香港の教師も悲嘆 社葬で最後の辞令式「名誉永久駅長」に

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【たま駅長】
「本当に悲しい」香港の教師も悲嘆 社葬で最後の辞令式「名誉永久駅長」に

たまをしのぶ人たちであふれ返った貴志駅前=和歌山県紀の川市

 「お疲れさま。天国ではゆっくり休んでね」。和歌山電鉄貴志駅(和歌山県紀の川市)で28日に営まれた「たま駅長」の社葬では、国内外から多くのファンが詰めかけ、祭壇で手を合わせる人たちの列がいつまでも続いた。祭壇にはたまの好物が並び、献花台には花だけでなくキャットフードの缶詰も供えられた。「たまちゃんの人気は永遠」。同社担当者はしみじみと話した。

 「社長代理・ウルトラ駅長たま様。名誉永久駅長を命ず」

 しめやかに駅構内で執り行われた社葬で響いた声は、小嶋光信社長からたまへの最後の辞令交付だった。「たまちゃんはたくさんの人に愛された。地方鉄道に光を当てた伝説に残る駅長。その功績は言葉では言い尽くせない」と葬儀後に語った。式には、たまの部下の伊太祈曽駅長「ニタマ」も参列した。

 たまは平成19年、全国初の猫の駅長に就任。以来、取材では頭上に駅長帽を載せた姿で登場し、改札台から利用者を迎えたり、プラットホームを見回ったりしていた。駅長の在任期間は約9年。就任時に和歌山市長を務めていた大橋建一さんは「たまのおかげで、和歌山電鉄の路線が生きながらえることができた」と功績をたたえた。

このニュースの写真

  • 「本当に悲しい」香港の教師も悲嘆 社葬で最後の辞令式「名誉永久駅長」に

「産経WEST」のランキング