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【芸能プレミアム】海外プロダンサーから刺激 キャラをたくさん持たないと…バレエダンサー・二山治雄

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【芸能プレミアム】
海外プロダンサーから刺激 キャラをたくさん持たないと…バレエダンサー・二山治雄

インタビューに答えるバレエダンサーの二山治雄さん(南雲都撮影)

 しなやかな体が宙に舞うと、一瞬、そこだけ時が止まったように見える。空中でのポジション、180度を超える開脚、着地したときの姿、どれをとっても美しい。

 昨年、スイスのローザンヌ国際バレエコンクールで優勝し、一躍注目を集めた日本のバレエ界のライジングスター、18歳。

 その気品のあるバレエは音楽と一体化して、音を視覚化させてくれる。

 「バレエは音楽とも融合した総合芸術ですから。僕は本当に不器用なので、何度も繰り返して練習しないと…」と、音を体現する難しさについて語った後に「でも僕は単純に踊ることが大好き」と、バレエを始めた7歳のころから変わらない思いを飾らない言葉で、ぽつりぽつりと話した。

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 ローザンヌ優勝の奨学金で昨年9月から8カ月間、米サンフランシスコ・バレエ・スクールに留学した。

 「一番戸惑ったのは…語学です」とはにかむ。だが、上級クラスで世界から集まった11人と学ぶ中で、土台を作った地元・長野の「白鳥バレエ学園」での教えの確かさを確認した8カ月間でもあったという。「日本で教わった大切な基礎があったから、向こうのスクールでも対応できた」

 現地ではプロダンサーたちの表現力の豊かさに刺激を受けたという。「サンフランシスコ・バレエ団」の舞台に立つ機会もあり、リハーサルも多く見学。連日、本番が続く中で同じ人が違う役を日替わりで演じる姿に驚いた。「キャラクターをたくさん自分の中に持たなければならない。僕もとにかく今は舞台のチャンスをいただいたら一つ一つを精いっぱい頑張っていかなければ」

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 7月から8月にかけて、日本各地で開かれる「ロシアバレエ トップダンサー達によるグラン・ガラ」で世界のトップダンサーと競演する。

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