産経WEST

「第2の桐生」進化中! 洛南・宮本大輔は高校1年時タイムで桐生上回る

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


「第2の桐生」進化中! 洛南・宮本大輔は高校1年時タイムで桐生上回る

「ポスト桐生」の期待を背負う宮本大輔

 「第2の桐生」になれるか-。陸上の男子100メートルで日本歴代2位の記録を持つ桐生祥秀(東洋大)を生んだ京都・洛南高に伸び盛りのスプリンターがいる。4月に入学したばかりの16歳、100メートルの中学記録保持者でもある宮本大輔だ。

 山口・周陽中出身。昨年5月に10秒56の中学新記録をマークし、全国にその存在を知らしめた。桐生の高校1年時の最高タイムである10秒58を中学生の段階で上回った逸材。「東京五輪で世界と戦うこと」を目標に掲げ、親元を離れて、桐生も巣立った伝統校の仲間入りをした。

 高校に入ってからも滑り出しは順調だ。今月7日の京都府対校選手権で10秒50の自己ベストをマーク。これは高校1年歴代4位のタイムで、歴代1位の10秒45も射程圏にとらえている。19日の全国高校対校選手権近畿予選会ではスタートで出遅れながら、後半に巻き返して10秒51。「中学時代は後半が落ちる一方だったけど、粘れるようになってきた。一戦一戦、成長しているなと思う」と手応えを感じている。

 171センチ、54キロとまだまだ小柄で、筋力で走るタイプではない。ただ、中学時代は坂道ダッシュで徹底的に足腰を鍛えた。軸が安定した、ぶれの少ないフォームでグイグイと前に進んでいくのが特徴だ。高校入学後はミニハードルを使った練習で、基礎体力の強化に重点を置いている。桐生も育てた柴田博之監督は「先のことはまだ分からないが、目の色を変えて練習すれば高校生の成長力はすごい」と話し、今後に期待を寄せている。

「産経WEST」のランキング