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【衝撃事件の核心】〝政冷捜熱〟異例の日中捜査協力 背景に特殊詐欺150億円被害 抑止策にカタログギフトの特典も

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【衝撃事件の核心】
〝政冷捜熱〟異例の日中捜査協力 背景に特殊詐欺150億円被害 抑止策にカタログギフトの特典も

特殊詐欺被害の推移

 県警によると、現金自動預払機(ATM)や金融機関の窓口などで現金を振り込んだり郵送しようとした人に声を掛け、被害を防いだ人に、感謝状とともに3千円相当の物品をプレゼントする。

 対象となるのは、県内の防犯協会や金融機関、宅配業者関係者でつくる「ニセ電話気づかせ隊」に所属しているか、今後所属する予定の人で、さらに次のような条件がある。

 ◇福岡県内の事案

 ◇警察が被害者と阻止した人の両方を把握している

 ◇阻止した人が被害者の親族でない

 ◇犯人の要求額が50万円以上

 ◇警察に速やかに通報している

 あくまでも第三者に対する表彰で、被害者自身が気づいた場合は該当しない。

 気になるプレゼントの中身だが、「今はまだ未定」(県警生活安全総務課の担当者)。食品の詰め合わせのようなものをカタログから選んでもらう方向で検討中という。

財産犯の半分占める

 「もしもし、特殊詐欺被害防止コールセンターです…」

 新手の詐欺話かと思うかもしれないが、これも防止作戦の一つだ。

 大分県警が6月から始めたコールセンター事業。過去に摘発した詐欺グループなどから押収した名簿に記載されていた高齢者らに電話をかけ、不審電話の発生状況や最新の手口を伝え、注意喚起する。

 特殊詐欺の犯行グループらは、高齢者や過去の被害者、学校のOBといった具合に分類された名簿をもとに、ターゲットを定めているとされる。一つのグループを摘発しても同じ名簿を別のグループが持っている可能性は高く、二度、三度と被害に遭うのを防ぐ目的だ。

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