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【向き合う力】文美月(19)「人生を共に切り開く」 一緒に歩いてくれた夫の存在

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【向き合う力】
文美月(19)「人生を共に切り開く」 一緒に歩いてくれた夫の存在

ヘアアクセサリーの制作・販売を行う「リトルムーンインターナショナル」を起業した文美月さん=平成27年4月、大阪市浪速区(南雲都撮影)

 韓国留学中に夫と出会い、10カ月でスピード結婚した在日コリアン3世の文美月さん(44)。公私両面で支えてくれた夫の存在は、のちの起業の「パワー」にもなった。

「お転婆娘が妻になった」

 結婚してすぐ第一子の妊娠が分かり、専業主婦になったのですが、夫は、友人が経営する倉庫組み立て会社を約2年、手伝いました。私は、お弁当を作り、夫を送り出す毎日です。

 当時、ボーナスもなく生活の余裕まではありませんでした。唯一の息抜きは、週に一回だけの「餃子の王将」での食事。ただ、実家の両親は「あのお転婆娘が夫を支える妻になった」と安心したようでした。

 夫は韓国留学前、建設関係の仕事に就いていました。建設現場の親方時代に「段取り力」を鍛えられたそうで、倉庫組み立ても手際がよく、組み立てのスピードを競う全国大会で2度も優勝。賞金の10万円は家計の大きな足しになりました。

 夫の実家には「男は仕事、女は家」という韓国の封建的な考えがありませんでした。豪快な夫の性格を育(はぐく)んだ義母も竹を割ったようにさっぱりした性格。「息子(夫)は無神経やけど、何かあったら私に言いや。注意するから」と味方になってくれました。

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