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【向き合う力】文美月(18)下宿、図書館、カフェ…どこにいても見つける夫 価値観も生き方も一緒

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【向き合う力】
文美月(18)下宿、図書館、カフェ…どこにいても見つける夫 価値観も生き方も一緒

留学先で夫の李仁さんと知り合った文美月さん。平成13年に起業した当時、子供2人一緒にいる時間もまた、大きな支えになった(文さん提供)

 留学先の韓国で、同じ留学生だった未来の夫と出会った文美月さん(44)。価値観が通じるところが多く、出会って1カ月半で結婚を決意することになった。

大柄で色黒の男「おーい、飯行こーぜ」

 仲良し3人組による釜山への思い出旅行を終えて、ソウルに戻って数日経(た)ったある日、下宿のおばさんが私にこう言いました。

 「大柄で色黒の男が、あんたを訪ねてきたよ。また明日ここに来るって」

 「もしかして、李さん?」と思ってはいたものの、翌日、彼はやってきました。しかも時間は朝8時に。

 部屋のドアをドンドン叩(たた)き、「おーい。めし行こーぜ」と今にもドアをこじ開けそうな勢い。「ちょっと待って。まだ起きたばかりだってば。こら、ドアを引っ張るな」。何とか近くの喫茶店で待ってもらい、事なきを得ましたが、実は、私の下宿を探し、いくつか下宿を回ったそうです。

 とにかく、これが初めて2人でゆっくりと話した日でした。驚いたのは、彼と私の境遇や価値観がほとんど同じだったこと。「日本の学校に通い、高校を卒業するまでは通名(通称名)、その後は本名」。これも同じです。

 在日コリアンは、育った環境によって価値観が異なります。

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