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【向き合う力】文美月(16)日本、韓国両方の視点を持てた 「どっちも好き それでいい」

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【向き合う力】
文美月(16)日本、韓国両方の視点を持てた 「どっちも好き それでいい」

ヘアアクセサリーの制作・販売を行う「リトルムーンインターナショナル」を起業した文美月さん=平成27年4月、大阪市浪速区(南雲都撮影)

 渡韓した文美月さん(44)は現地で、自身と同じように世界各地からの留学生たちとの付き合いを深めた。それは、さまざまな視点を持てるようになり、日本と韓国双方を「好きな国」と思えるようになった貴重な経験でもあった。

米国、ドイツ、スウェーデン…世界中の「仲間」と知り合えた

 韓国では街行く人の顔も、どこか親類のように見え、留学後、日本にいた時はよく分かっていなかったことを理解できるようにもなりました。例えば法事の際に使う食材や、行事の背景などです。

 一方で、現代の韓国ではすでに簡略化されている民族行事や風習のうち、在日コリアンがきちんと守っていることがいくつかあることも知りました。他にも今までよく知らなかった「文」氏のルーツを少し探してみたりもしました。日本ではただ派手な印象があった韓国ならではの色使いに、シックなものがあることも知りました。いつのまにか授業の後に骨董(こっとう)街に通い、雑貨を探したり、伝統茶屋で過ごしたりするのが大好きになりました。これらの伝統雑貨がのちに起業したときの最初の商材になったのです。

 韓国への理解を深めていく中で最も大きなことは、さまざまな人のいろんな考えに触れ、日本国内では分からなかった視点を持つことができるようになったことです。俯瞰(ふかん)的な視点と言い換えてもいいかと思います。

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