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【プロフェッショナル~専門学校から】「素直さと悪意」の女心が生む極彩色イラスト…アクリル絵の具で描く別世界 イラストレーター・チアキコハラさん(上)

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【プロフェッショナル~専門学校から】
「素直さと悪意」の女心が生む極彩色イラスト…アクリル絵の具で描く別世界 イラストレーター・チアキコハラさん(上)

海外でも活躍する新進気鋭のイラストレーター、チアキコハラさん(柿平博文撮影)

 卵の殻から出てくる猫や手鏡の上に乗った金髪の女の子…。不思議な世界を表現したイラストは、極彩色のアクリルガッシュ(アクリル絵の具)で描かれ、一度見れば忘れられないほど。そんな作品を制作しているのが、日本だけでなく、海外でも活躍する新進気鋭のイラストレーター、チアキコハラさん(28)だ。

 大阪市淀川区のアトリエ。表情を見ると、かわいらしさの中に毒気も感じさせる。

 「素直さと悪意を併せ持つ複雑な女心が大好き。それが表情に出ているのでは」と笑う。

 そんな女心が作品に独自性を生むのだろうか。極彩色のイラストをよく見ると、段ボール片や食パンを留めるクリップ、綿棒、お菓子のパッケージなどが組み込まれている。そこに色を塗り重ねていくと、不思議な立体感が出るのだ。

 「実は異物があると描きにくい。それをどう生かすのかが、自分に課したハードルなんです。気に入らないと何度もはがして色を塗り重ねる。そうしてようやく満足できるような作品に仕上がるんです」。100円均一ショップで買ったレースやボタン、さらにラメやマニキュアなども多用。これで細部までキラキラとした感じが出る。

 ライブペインティングも行い、観客の前でピンクのつなぎを着て、ハケや絵筆、時には指を使って大胆に描くこともある。観客のリクエストにも応じる。

 幼い頃から鉛筆と紙を手放せないほど、絵を描くのが好きだった。だから、描くことを仕事にしたいという思いがずっとあったという。ただ部屋の中で、絵ばかりに熱中するタイプではなく、運動にも打ち込み、中学校では陸上部、高校ではバドミントン部で活躍をした。

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