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「ドルフィンコーストプロジェクト」を前にイルカ2頭を搬出

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「ドルフィンコーストプロジェクト」を前にイルカ2頭を搬出

須磨海岸に設置されたいけすで、飼育員に餌をねだるイルカ=神戸市須磨区

 神戸市須磨区の須磨海岸でバンドウイルカを遊泳させる「須磨ドルフィンコーストプロジェクト」が7月から始まるのを前に、市立須磨海浜水族園は10日、園内のプールから海に設置したいけすにイルカを搬出した。

 プロジェクトは、平成25年から毎年海水浴シーズンにあわせて行われている。昨年は約3万5千人が訪れ、イルカと触れあうなどした。須磨海岸のPRやイルカの繁殖に向けた行動観察などが目的。飼育員がトレーニングし、いけす外の網で仕切られた約1万平方メートルの範囲を泳がせる。7月9日から8月31日まで開催される。

 この日、いけすに移された2頭はいずれも雌で推定9歳のジーナと推定12歳のネリ。飼育員らが1頭ずつ園内のプールから引き上げてトラックに載せ、海水をかけるなどして体を乾燥させないように海岸のいけすまで運んだ。

 初めて海岸で飼育されるネリは、最初は落ち着かない様子をみせていたが、ジーナがいけすに入ると2頭で寄り添うように泳いだ。飼育員から餌を与えられると、うれしそうな鳴き声をあげ、食べていた。

 吉田裕之園長(58)は「多くの人にイルカを見に来てもらうことで、イルカについて理解を深めてもらえれば」と話していた。

 問い合わせは、須磨海浜水族園((電)078・731・7301)。

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