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【連続青酸死】カプセルに“毒”、神戸で倒れた男性…千佐子被告3度目逮捕へ 今度は強盗殺人未遂

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【連続青酸死】
カプセルに“毒”、神戸で倒れた男性…千佐子被告3度目逮捕へ 今度は強盗殺人未遂

筧千佐子被告をめぐる人物相関図。連続殺人の様相を呈した事件で、今回また1人の犠牲者が立証される

 捜査関係者によると、19年12月、男性は同市中央区元町通の路上で意識を失って倒れた。この直前、千佐子被告が男性にカプセルで青酸化合物を飲ませるなどし、青酸中毒に陥らせたとみられている。

 千佐子被告が119番して男性は病院に搬送された。男性は視力障害などの症状が出たものの一命を取り留め、一時退院するなどした。病室では千佐子被告が看病していたというが、21年5月に入院先で79歳で死亡。死因は胃の悪性リンパ腫で病死だったため司法解剖は行われなかった。

 京都や大阪の事件と違って青酸化合物の摂取を直接示す物証は残っていないが、当時の診察記録などを詳しく調べると、青酸中毒を疑わせる症状が記載されており、警察が意見を求めた複数の医師も青酸中毒の可能性を指摘したという。

 千佐子被告をめぐっては、京都地検が昨年12月、向日市の夫、勇夫さん=当時(75)=への殺人罪で起訴。さらに大阪地検堺支部が今年2月、内縁の夫の大阪府貝塚市の本田正徳さん=同(71)=に対する殺人罪で追起訴した。その後、全容解明に向けて大阪、京都、兵庫、奈良の4府県警が合同捜査本部を設置していた。

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