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【衝撃事件の核心】ソープの稼ぎも貢いだ…尼崎連続変死〝キーマン〟 「お腹痛めて産んだ子」も美代子元被告に差し出した壮絶人生

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【衝撃事件の核心】
ソープの稼ぎも貢いだ…尼崎連続変死〝キーマン〟 「お腹痛めて産んだ子」も美代子元被告に差し出した壮絶人生

角田美代子元被告を中心とする「疑似家族」の中で起こった兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件。約40年もの間、首謀者とされる元被告を支え続けた三枝子被告は立証のカギを握るキーマンとされる

 しかし、元被告からの返答は「ノー」だった。「誰のおかげで働いていると思っているのか」と怒りだす始末で、普通の生活に戻りたいというかすかな希望はついえた。

 今年5月14日に開かれた自身の公判の被告人質問では、元被告が20代のころから、三枝子被告の子供をほしがっていたことを明かした。「うちは学校の成績も悪いし、顔も不細工やから、自分の子はほしくない」。ことあるごとに強く迫ってきたという。

 その後、三枝子被告は元被告方に集金に来ていた行員との間に優太郎受刑者を身ごもり、元被告の指示を断れず、元被告になりすまして病院で出産した。33歳のときだ。出生届に母親として記載されたのはもちろん、元被告の名前だった。

 「内心はすごく嫌だった。初めて美代子を殺そうと思った」。お腹を痛めて産んだわが子を差し出すことにはやはり抵抗があったが、「逆らったら優太郎に危害が加えられる」と思った。息子の身を案じ、自分は「同居するおばさん」に徹して生きた。

何度も自殺を…

 その後は「疑似家族」の借金がふくれあがり、親にも会えず、元被告から離れられない人生…。これまでに何度も自殺を考えたという。

 「自分が死ねば、美代子も死んでくれるのではないか」

 真の狙いを伏せ、自身に掛けられた保険金で借金を返済することを提案したが、元被告はこう言い放った。

 「自殺では出えへんねんで。おらんようになったら困るやろ」。

 もくろみはもろくも崩れた。

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