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【衝撃事件の核心】ソープの稼ぎも貢いだ…尼崎連続変死〝キーマン〟 「お腹痛めて産んだ子」も美代子元被告に差し出した壮絶人生

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【衝撃事件の核心】
ソープの稼ぎも貢いだ…尼崎連続変死〝キーマン〟 「お腹痛めて産んだ子」も美代子元被告に差し出した壮絶人生

角田美代子元被告を中心とする「疑似家族」の中で起こった兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件。約40年もの間、首謀者とされる元被告を支え続けた三枝子被告は立証のカギを握るキーマンとされる

貢いだ総額3億円

 20歳のころから売春を始めた。25歳のときには約1年間、横浜市内のソープランドで働いた。すべては元被告の派手な生活を支えるためだ。知人には「ラウンジで働いている」とうそをつき続けた。1カ月あたりの仕送り額は生活費を差し引いた120万~150万円。稼ぎの大半を元被告に渡していた。

 元被告は受け取った金を着物や宝石、旅行代などに充てていた。このときの元被告の様子について、三枝子被告は「自分しか持っていないものを持つことに満足感を感じていた」と証言した。

 身を削って稼いだ金を、こうした派手な暮らしに加え、パチンコなどのギャンブルの遊興費にも使われる理不尽な生活。だが、それでも当時、元被告のいる尼崎市から離れられて「ほっとしていた」という。

 その後、尼崎市に戻ることになったが、そこでも風俗の仕事を続け、48歳ごろまでの間、稼いだ金の全額を元被告に渡した。

 これまでに貢いだ総額は約3億円。元被告や事件の他の被告、被害者との「疑似家族」の生活を支え続けた。

息子差し出し…「殺そう」

 28歳のころ、三枝子被告はある「賭け」に出たことがある。風俗店の客と結婚し、角田家を離れようと試みたのだ。

 当時、角田家には約1千万円の借金があった。風俗客との間に恋愛感情はなかった。借金も自身がつくったものではなかったが、「借金は返すので結婚させてほしい」と角田家を抜け出したい一心で元被告に頼み込んだ。

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