産経WEST

【向き合う力】文美月(13)韓国留学は「リセット」するため…働き方、キャリア、結婚、国籍

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【向き合う力】
文美月(13)韓国留学は「リセット」するため…働き方、キャリア、結婚、国籍

親類の結婚式に集まった親族。文美月さん(後列右端)と仲がよく、集まると会話が盛り上がった(文さん提供)

 大学を卒業して勤めた会社だったが、「結婚問題」を契機に3年で退社することになった文美月さん(44)。国籍や働く女性としてのキャリアなどの問題を抱え、再び自らの「ルーツ」に悩むことになった文さんが退社後に向かった先は、自らのルーツである韓国だった。

会う度にした父との喧嘩

 「何を言っている。ダメと言ったらダメだ」

 日本人相手の結婚。私は怖かった父に、少しずつ自分の気持ちを伝え出しました。でも、それが余計に父の逆鱗にふれたのです。顔を合わせるたびに二言三言、反論するだけで、怒鳴られて終わりました。悔しくて涙がこぼれ落ちました。

 涙でまぶたが腫れ、それがかゆくてこすっているうちに、少しずつ目の周りと耳の下にアトピーが出始めたのです。かぶれをステロイド薬や化粧でごまかし、勤務する日本生命保険会社(日生)には平静を装って行きました。社内では明るく振る舞い、プライベートの話はほとんどしませんでした。

 そんな中での東京転勤の辞令。それで一旦は父娘の喧嘩(けんか)が収まりました。でも実家の奈良に帰省する私を待っていたのは、結局同じような喧嘩。私は、だんだん父との膠着(こうちゃく)状態に疲れていきました。

 「親子の縁を切るから勝手に結婚しろ」

このニュースの写真

  • 文美月(13)韓国留学は「リセット」するため…働き方、キャリア、結婚、国籍
  • 文美月(13)韓国留学は「リセット」するため…働き方、キャリア、結婚、国籍

関連トピックス

「産経WEST」のランキング