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神仏習合の清らかな〝神秘〟「音禅法要」 京都・大徳寺 戦後70年供養も

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神仏習合の清らかな〝神秘〟「音禅法要」 京都・大徳寺 戦後70年供養も

龍の天井画の下で「やすらい祭」の踊りが奉納された「音禅法要」=京都市北区の大徳寺

 音楽と読経を融合させて世界平和を祈る「音禅法要」が6日、臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺(京都市北区)で営まれた。天台声明や神道の儀式も加わり、約350人が約1時間半に及ぶ神仏習合の清らかな調べに耳を傾けた。

 平成17年から毎年実施。10周年の今年は戦後70年の節目に当たるため、戦没者の供養や慰霊の意味も込めて行われた。

 会場は龍の天井画で知られる法堂。世界的な打楽器奏者のツトム・ヤマシタさんらが、澄んだ金属音が鳴る鉱物でできた打楽器「サヌカイト」や尺八、石笛を奏でた。

 僧侶らは、般若心経を題材にした演劇に続いて読経を行い、近くの今宮神社の神職が祝詞を奏上。「やすらい祭」で披露される踊りも奉納された。

 毎年楽しみに訪れるという同市右京区の無職、河原林敏雄さん(86)は「神秘的な法要だった。音の高さがお経や祝詞の声と合っていて、とてもよかった」と話した。

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