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「令状主義を軽視」とGPS捜査に違法判断 大阪地裁が初の判断「被告のプライバシー侵害」と収集証拠採用不可の決定

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「令状主義を軽視」とGPS捜査に違法判断 大阪地裁が初の判断「被告のプライバシー侵害」と収集証拠採用不可の決定

 長瀬裁判長は決定理由で「今回のGPS捜査はプライバシーを大きく侵害し、強制処分に当たる」として事前に令状を取得することが必要だったと指摘。「(府警は)令状を請求すべきだったのにそれを怠った。無令状のままGPS捜査を続けていたのは令状主義軽視の姿勢の表れだ」と非難し、証拠能力を否定した。

 府警幹部は「現在公判中のためコメントは差し控える」としている。

 GPS捜査は警察庁が平成18年に内規で基準を定めて各地の警察で運用されている。GPS捜査をめぐっては、1月に大阪地裁が男の共犯者の公判で、「プライバシーの侵害は大きくなく、重大な違法とはいえない」と適法との判断を示していた。

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