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再開した生体肝移植で患者死亡 9例目で5人 神戸国際フロンティアメディカルセンター

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再開した生体肝移植で患者死亡 9例目で5人 神戸国際フロンティアメディカルセンター

 生体肝移植を受けた患者4人が死亡した神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」は5日、問題発覚後に再開した生体肝移植手術を受けた9例目の患者が死亡したと発表した。センターで移植手術を受け、1カ月以内に死亡した患者は5人となった。センターは5日午後に記者会見を開き、田中紘一理事長(京都大名誉教授)と木内哲也院長が経過などについて説明する。

 センターによると、亡くなったのは肝臓がんの兵庫県西宮市の男性(63)。男性は3日午前から約18時間半に及ぶ手術で、妻(64)から肝臓の一部の提供を受け、その後集中治療室に移っていた。

 男性の家族は5日、代理人弁護士を通じ「今回の結果は残念です。でも、本人も移植手術を受けられたことで生きる希望を持てました。一切の悔いはありません」とのコメントを出した。

 日本移植学会の湯沢賢治理事の話 「(5月に)日本移植学会としては生体肝移植を実施する際、手術が適しているかを評価する委員会の設置など、病院の体制に関して緊急の注意喚起をした。今回の手術で注意喚起の内容が順守されていたのか、現時点では詳しいことははっきりせず、検証が必要だ」

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