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【向き合う力】文美月(10)「心ないことを言う人がいても、君を守る」 初の総合職 後押ししてくれた上司の言葉

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【向き合う力】
文美月(10)「心ないことを言う人がいても、君を守る」 初の総合職 後押ししてくれた上司の言葉

ヘアアクセサリーの制作・販売を行う「リトルムーンインターナショナル」を起業した文美月さん=2015年4月、大阪市浪速区(南雲都撮影)

 大学時代、就職活動をしてみたものの、30社近くも不採用となった文美月さん(44)。そうした中で最終面接まで進んだのが、大阪市中央区に本店を構える日本生命保険だった。同志社大学生として初の女性総合職での採用となったが、それは、前例を鵜呑(うの)みにせず、行動を起こした結果でもあった。

就活は恋愛みたいなもの

 足を棒にしながら続けていた就職活動(就活)も後半にさしかかったころ、出会ったのが日本生命保険(日生、本店・大阪市中央区)でした。

 最初は手探り状態だった就活も、場数を踏むたびに少しずつパターンに慣れ、自分をどう出せばいいのか、分かってきました。焦りが出たり、自分の良さが出せなかったりした企業もありましたが、それも縁。当時、「就活は恋愛みたいだな」とよく思ったものです。

 日生は、総資産56兆円、職員7万人の巨大企業。当時、在学していた同志社大学からの女性総合職の採用実績はゼロでした。

 実は、私は日生に総合職があるのかもよく知らないまま、総合職希望ではがきを提出。それを読んだ大学OBが「お茶でもしましょう」と電話をかけてきてくれたのです。ただ、男性総合職の採用が全て終わってからの「女性の採用」だったので、はがきを出したのを私自身が忘れていたほど時間がたっていました。

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