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【エンタメよもやま話】ビートルズはラップ未満! ヒット曲ほど幼稚8歳レベル…音楽革命、ビッグデータ分析の衝撃

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【エンタメよもやま話】
ビートルズはラップ未満! ヒット曲ほど幼稚8歳レベル…音楽革命、ビッグデータ分析の衝撃

過去半世紀、世界の音楽シーンに最も大きな影響を与えたのはビートルズではなく、90年代に米で誕生したヒップホップやラップだったとの研究成果を示す図(5月9日付英経済誌エコノミスト電子版の記事より)

 ビートルズはヒップホップやラップのように全く新しいタイプの楽曲を生み出したわけではなく、コード進行やハーモニーの成り立ちを含め、彼らのようなタイプの楽曲は米国にも以前から存在しており、彼らはそれを向上させたに過ぎないと指摘。さらに、こうした楽曲の大流行によって“革命”が起きる兆しは既に見えないところで起きていたといい、結局、彼らは、起きるべくして起きたその“革命”の単なる象徴的存在だったとの結論に達したのです。

 とはいえ、この世界中のビートルズのファンを敵に回すような研究結果について、ビートルズが誕生した英リバプールにあるホープ大学の音楽学部の上級講師で、この大学に登場した世界初の「ビートルズ学」という修士課程コースのディレクターを務めるマイケル・ブロッケン教授は、多くの点で、ビートルズが自身の演奏した音楽スタイルの先駆者ではなかったことを認めましたが、コンピューター・サイエンスで音楽やヒット曲の傾向を分析する手法に反発。

 「ポピュラー音楽はこんな方法で“測定”することはできません。一般的な評価や政治経済、サブカルチャーなど(に与えた影響について)はどうなんでしょう?。だから、私はどんな研究であれ、おぞましいデータ分析を使った研究に関しては、直感的に疑ってしまうのです」と強く批判しています。

 確かに、90年代に世界を席けんしたヒップホップやラップの“破壊力”には凄まじいものがありましたが、ブロッケン教授の反論にも一理あることが別の調査で明らかになったのです。

音楽革命と歌詞の相互関係…レベル“最高”はカントリーミュージック

 米のチケット販売業者、シートスマート社が5月18日に自社サイトで発表したのですが、この会社が2005年以降、米ビルボードのシングルチャートのロック、カントリー、ポップ、R&B/ヒップホップの4ジャンルで最低3週間ランク入りしていた225曲の歌詞を、文章の複雑さを中心に分析したところ、ヒット曲の歌詞の標準的な読解レベルは何と小学校3年生(米では8歳)!。

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