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【向き合う力】文美月(8)過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる

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【向き合う力】
文美月(8)過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる

ヘアアクセサリーの制作・販売会社を主婦から起業した文美月さん=平成26年12月(南雲都撮影)

 在日コリアン3世の文美月さん(44)は同志社大学在学中に、大学とともに、会計に関する専門学校に通う「ダブルスクール」生活を送った。なぜか。「人の2倍3倍頑張ってようやく同じスタートラインに立てると思え」。父親に繰り返されたというこの言葉に、ダブルスクールを選んだ理由があった。

父の厳しい指摘で始めたダブルスクール生活

 「ちゃらちゃらと英語勉強している場合か」

 語学留学が中止になり、落ち込んでいる私に投げかけた父の厳しい言葉は、短いけれどまさに的を射ていました。留学がなくなったことを機に、自分がこれからどうやって生きていくかを掘り下げて考えていくことになったのです。

 そのひとつが、大学生活に加えて専門学校に通う、いわゆる「ダブルスクール」生活でした。父にその思いを伝え、家庭教師のアルバイトをこなしつつ、専門学校費用を出してもらうことにしました。

 新たに学ぼうとしたのは「会計」です。税理士や会計士の資格を取れば、父の手伝いが少しでもできるかもしれない。そんな思いもありました。でも最も大きな理由は他にあります。それは「勉強のスタートが大学3年生でも遅くなく、まだ他の人と差が少ない分野」を学びたいと考えたからです。

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