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神聖な場所、貴重な文化財を守れ 出雲大社がドローンの上空飛行禁止 「参拝客らの安全確保のため」  

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神聖な場所、貴重な文化財を守れ 出雲大社がドローンの上空飛行禁止 「参拝客らの安全確保のため」  

国宝の本殿をはじめ、重要文化財の建物が並ぶ出雲大社=島根県出雲市

 小型飛行機「ドローン」の公共の場などでの使用が各地で問題となる中、出雲大社(島根県出雲市)が境内周辺の上空でのドローンの飛行などを禁止としたことが2日、分かった。

 出雲大社境内は約18万平方メートル。銅鳥居から内側の中心部(荒垣内)には国宝の本殿のほか、重要文化財22棟など貴重な建造物が並ぶ。本殿は瑞垣と玉垣の二重の垣根に囲われ、一般の人は通常、瑞垣から中には立ち入れない。

 出雲大社によると、5月下旬、ドローンの飛行禁止を決め、公式ホームページに「境内における禁止行為」として示した。「神社境内地や周辺社有地などの上空におけるドローン等の使用について、国宝、重要文化財など建造物への被害防止と参拝者や観光客らの安全確保、プライバシー保護のため禁止する」などとしている。

 出雲大社社務所は「ドローンなどの被害はこれまでなかったが、安心して参拝してもらうため規制をかけた」としている。

 ドローンの対応について、島根県は浜山(出雲市)など3カ所の県立公園の指定管理者に注意喚起。規制など条例改正は「必要があれば検討する」。

 鳥取県は、布勢総合運動公園(鳥取市)など都市公園や鳥取砂丘こどもの国(同)など県立施設の6カ所で、鳥取砂丘での規制と同様、模型飛行機やこれに類するものの飛行を禁止した。

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