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【関西の議論】「プロ野球なのに…」全員無給、アルバイトは当たり前 独立リーグ〝残酷物語〟

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【関西の議論】
「プロ野球なのに…」全員無給、アルバイトは当たり前 独立リーグ〝残酷物語〟

練習でノックをする「姫路GoToWORLD」選手兼任コーチの三輪匡平氏。独立リーグ生活では報酬などの待遇がめまぐるしく変わったが、今も「夢」を追い続ける若い選手を支えている=兵庫県姫路市

 一方、発足2年目のBFLは大きなリーグスポンサーは不在だ。運営面で課題は多く、加盟球団の運営環境も甘くはない。

 姫路GoToWORLDの場合、今季主催24試合中、観客から入場料を取って試合を行うのは、姫路球場で行う8試合(大人千円、小中学生500円)だけだ。1試合あたりの平均入場者は100人前後で、同球団の斉藤誠代表(58)は「年間の入場料収入は、それで球場の使用料をまかなうことができる程度」と打ち明ける。

 当然、運営費は最小限に抑えられる。チーム専用のバスはなく、選手は試合や練習で球場に移動する際、各自のマイカーや、スポンサーから車両を借りて3台ほどで分乗している。

 そうしたシビアな状況下での野球生活となる姫路GoToWORLDの選手たちだが、本人が現役続行を希望する限りは戦力外通告されることはない。

 斉藤代表は「高校卒業後に野球を続けたくても、家庭の経済的な事情から大学に行けない子もいる。そういう選手に機会を与えてやるためにも、もっと多くのスポンサーを獲得していかなければならない」と運営継続に意欲を燃やしている。

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