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【北朝鮮拉致】有本さん父が心臓手術「命ある間に恵子に会いたい」 高齢化進む被害者家族 

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【北朝鮮拉致】
有本さん父が心臓手術「命ある間に恵子に会いたい」 高齢化進む被害者家族 

現在の心境を語る有本恵子さんの父、明弘さんと嘉代子さん。自宅には恵子さんの写真が飾られている=神戸市長田区(頼光和弘撮影)

 だが、昨秋に予定されていた調査報告は先送りに。拉致問題解決に向けた突破口は依然、見えてこない。

 14年の日朝首脳会談では、北朝鮮は有本さんら8人の拉致被害者が「死亡した」と説明した。だが、北朝鮮が提出した有本さんの死亡確認書は、生年月日が異なるなど不審な点が多かった。その後、生存情報も寄せられた。

 娘の生存を信じて待ち続けている両親だが、それと同時に年齢も重ねていく。ふだんはしっかりとした話しぶりの嘉代子さんも、心臓に動脈瘤(りゅう)が見つかるなど、最近は日によって体調が変わるようになったという。

 「今回が本当にラストチャンス。日本政府は意志をはっきりと伝えてほしい」。手術前にそう話していた明弘さんの術後の経過は良好だという。

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