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【衝撃事件の核心】〝自慰行為〟ライブの女も逮捕していた…FC2事件の全容解明へ 創業者実弟を「共犯」立件

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【衝撃事件の核心】
〝自慰行為〟ライブの女も逮捕していた…FC2事件の全容解明へ 創業者実弟を「共犯」立件

インターネットの動画投稿サイト「FC2」を国内で実質的に運営していたとされるインターネット関連会社「ホームページシステム」などの家宅捜索で押収されたパソコン=京都府警中京署

 運営サイドの摘発に動き出したのは、FC2を使った公然わいせつ事件を捜査していた捜査員が、ある違和感を覚えたことがきっかけだった。

 それぞれの言語で世界各国に向けてサービスを展開しているはずのFC2で、日本語版にのみ、日本語の広告バナーが多数表示されていたのだ。明らかに日本人向けの広告で、同じページを別の言語で表示しても広告バナーは表示されなかった。

 運営は日本国内が拠点ではないか-。米国を拠点としているはずのFC2が、日本国内で独自にサービスを運営している可能性が浮上した。

前代未聞の「帽子君」逮捕劇

 そもそも今回の強制捜査の端緒となったのは、前代未聞の逮捕劇だった。

 平成26年6月3日、大阪市北区のマンション。周囲には緊張した面持ちで佇む捜査員の姿があった。マンションの1室が、性行為のライブ配信の「スタジオ」として使われていることを事前にキャッチした京都府警が、突入のタイミングをはかっていた。

 配信していたのは、自称・元ライブチャット配信業の男(31)=公然わいせつ罪で有罪確定。インターネット上で「帽子君」を名乗る男は、風俗関係の求人誌や知人のスカウトを通じて勧誘した女性との性行為をFC2でライブ配信。事前に配信日程をインターネット上で公開し、配信を途中から有料に切り替えることでユーザーの興味をくすぐり、25年12月からの半年間で約3千万円を荒稼ぎした。

 ライブ配信のためモザイク処理は一切なし。京都府警は事前にインターネットで配信日程を入手した上でマンション一室の「現場」に踏み込んだ。違法なライブ配信をしている人物を公然わいせつ容疑で現行犯逮捕したのは全国初だった。

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