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【ビジネスの裏側】「書き込み」チェックは人事の常識 入社前から危険人物を徹底駆除 炎上してからでは遅い

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【ビジネスの裏側】
「書き込み」チェックは人事の常識 入社前から危険人物を徹底駆除 炎上してからでは遅い

ALSOKの監視サービスで、ネット上の書き込みなどを調査する担当者(ALSOK提供)

 社内からのインターネットのブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への投稿トラブルに対し、企業の警戒感が強まっている。情報の漏洩(ろうえい)や悪意ある投稿の可能性のある危険人物の雇用を未然に防ぐため採用段階で学生らのネットの書き込みをチェックする企業が増えている。一方、学生ら投稿者側には炎上した場合の危機意識が低く、教育現場では安易な投稿が重大な事態を招く恐れがあることを指導する取り組みが始まっている。(板東和正)

 神経質になる企業

 「面接での質問内容をネットに書き込んだ大学生を不採用にした」

 関東の機械メーカーで人事の担当だった男性は、数年前の採用活動での経験をそう告白する。

 男性が、当時の新卒学生の採用の最終面接後、自社の企業名をネットで検索したところ、就職活動中の大学生を名乗る人物が面接の内容を投稿したブログを発見。ブログはニックネームで書かれており、本名は伏せていたが、会社の実名を表記した上で最終面接での質問内容や回答が詳細につづられていた。しかも投稿には、面接でその学生にしか質問していない内容が含まれていたため、「本人に間違いないと特定できた」(前述の男性)という。

 この機械メーカーは、面接でのやりとりをネットに書き込むことを禁止していたわけではない。だが、学生の書き込みは採用、不採用を判断する上で無視できず、「将来、会社の重要な情報を漏らす恐れがある人材」と判断したという。

入社後も続くSNSチェック…店員の悪ふざけ写真投稿で、そば店は破産した…

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