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【尼崎連続変死公判】「殺そうとも死んでもいいとも思ったことない」美代子被告義妹ら3人初公判

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【尼崎連続変死公判】
「殺そうとも死んでもいいとも思ったことない」美代子被告義妹ら3人初公判

尼崎連続変死事件で角田美代子被告の義妹ら3被告の裁判が始まった。裁判員の在任期間は140日間となる見通しで、過去最長となる

 兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、男女3人への殺人などの罪に問われた角田美代子元被告=自殺、当時(64)=の義妹、角田三枝子(62)ら3被告の裁判員裁判の初公判が13日、神戸地裁(増田耕兒裁判長)で始まった。罪状認否で三枝子被告らは被害者3人に対する殺人罪について「殺そうとも、死んでもいいとも思ったことはない」と述べるなど、起訴内容の大部分を否認した。

 ほかの2被告は元被告の長男、健太郎(33)、元被告の内縁の夫、鄭頼太郎(65)の両被告。3被告は殺人罪のほかに、別の女性への監禁罪などそれぞれ9つの罪で起訴されている。

 3被告は、三枝子被告の夫、角田久芳さん=当時(51)=ら3人への殺人罪をいずれも否認。一方、久芳さんの弟、橋本次郎さん=同(53)=への死体遺棄罪は認め、三枝子被告は久芳さん死亡に絡む詐欺罪も唯一認めた。

 検察側は、元被告の次男で懲役17年の判決が確定した優太郎受刑者(28)の公判と同様に、一連の事件の首謀者である元被告や他の親族らとの共謀の成立を立証するとみられる。

 裁判員の任期は、優太郎受刑者の裁判員裁判(132日)を超える140日間となる見通しで、在任期間は過去最長となる。判決は9月半ばごろになる予定。

 起訴状によると、3被告は元被告らと共謀し、平成17年に沖縄旅行中、久芳さんに崖からの飛び降り自殺を命じて死亡させ、20年には仲島茉莉子さん=同(26)=を尼崎市のマンションの小屋に監禁し、暴行や虐待の末に衰弱死させた。23年には橋本さんを小屋に監禁、虐待して衰弱死させた上、遺体を岡山県の海中に遺棄したなどとされる。

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