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【日本人の座標軸(43)】「靖国参拝」閣僚を名指しする異常…英霊に尊崇の念をささげるのは自然なこと

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【日本人の座標軸(43)】
「靖国参拝」閣僚を名指しする異常…英霊に尊崇の念をささげるのは自然なこと

靖国神社

 叔母さんが亡くなられたのでお悔やみに行き、娘さんに仏間に案内していただいた。仏間の遺影を見ながら私は「叔母さんのご主人のお写真ですか」と尋ねた。娘さんは「はい。母の話では、満州事変で亡くなったそうですが、いつ、どこで戦死したのかすら知らせてもらえなかったそうです」と答えられた。

 「ご遺骨も帰ってこなかったのですか」と聞くと、娘さんは「白い布に包まれた箱が送られてきたそうですが、母は怖くて中は見なかったと言ってました。私は父の顔を見たことがありません。ですから東京に行ったときは、必ず靖国神社(遺骨は祀られていない)にお参りし、父に会っています」と話された。

 私も東京に行く機会があると、靖国神社にお参りしている。

 ご遺骨は遺族にとっては命ほどに大事なものであるが、今でもまだ南方諸島には、さきの大戦で亡くなった160万柱を超す遺骨が放置されたままになっていると聞く。

 ご遺骨といえば横田めぐみさんのことを思い出す。北朝鮮は「めぐみさんは死亡している」と言った。そんなことは信じられないと思われた母の早紀江さんは「じゃあ、遺骨を返して」と迫られた。

 しばらくして遺骨が送られてきた。早紀江さんは不審に思われ、DNA鑑定してもらったら、他人の骨であったという話は皆さんもご存じのことであろう。この一件でも、北朝鮮がいかに無慈悲な国かが分かる。

 かつて生活の党の小沢一郎氏だったと思う。「A級戦犯が合祀されている靖国神社には参拝すべきでない」と言った。民主党の菅直人氏は総理大臣の時、ワシントンのアーリントン墓地に詣で、大きな花輪を献花した。

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