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大阪・天満で「ビニシー」店舗が盛況 店内シースルーで開放的 安心感高めて人気定着

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大阪・天満で「ビニシー」店舗が盛況 店内シースルーで開放的 安心感高めて人気定着

ビニシー店が並ぶ大阪・天満の市場の一角

 透明のビニールシートで入り口を覆った屋台風の飲食店舗が、大阪・キタの天満地区を中心に盛況だ。もともと出店費用を抑える“苦肉の策”だったが、ビニールシートの略「ビニシー」を冠して「ビニシーバル」などと呼ばれ、気軽に入れるとあって若者らのファンが急増。最近は開放的な雰囲気を演出するため、あえてビニシーを導入する店舗も増えてきた。(中村智隆)

 大阪市北区のJR天満駅近くにある天満市場界隈。北方にある平屋のアーケード街のような施設の中だけでも、焼肉、海鮮居酒屋、ワインバーなどの飲食店が20軒も並ぶ。いずれも透明なビニールシートで入り口を囲った簡易な造りの「ビニシー」店舗で、午後5時ごろにもなると来店客でごった返し、アジア各地の活気あふれる屋台街を思わせる。

 ビニシーのメキシコ料理店で食べ終えて出てきた大阪府茨木市の40代の男性公務員は「安くて気軽に入れる。天満は本当におもしろい」と上機嫌に話した。

 天満市場は、江戸時代に「天下の台所」と呼ばれた大阪を象徴する市場の一つが発祥。何度かの移転や第二次世界大戦後の再建などを経て親しまれ、その周辺には買い物客らを当て込んだ飲食店や小売り店が集まったが、最近は経営不振などから店じまいするところも増えていた。

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