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【軍事ワールド】韓国“自業自得”の苦境…英ロイズが客船事故の保険支払いを拒否 次期戦闘機も米の技術移転は許されず

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韓国“自業自得”の苦境…英ロイズが客船事故の保険支払いを拒否 次期戦闘機も米の技術移転は許されず

セウォル号沈没事故をめぐる抗議で、機動隊と衝突し放水を浴びるデモ参加者。遺族への保険金支払いも不透明な状況だ=4月18日 ソウル(共同)

 開発計画が発表されたのは2001年。老朽化しつつあるF-5戦闘機やF-4ファントム戦闘機の代替戦闘機を国産で開発、生産しようという野心的なプロジェクトで、米国の戦闘機メーカーからレーダーに映らない「ステルス技術」など、最新技術を無償提供してもらおうと計画した。

あれから14年…

 ところが計画は遅々として進まず。紆余(うよ)曲折を経て今年3月、米航空機メーカーのロッキード・マーチンと組んだ韓国航空宇宙産業(KAI)と、欧州航空機大手のエアバスと組んだ大韓航空の2社が開発事業に入札。結果、ロッキード・マーチンとKAIのチームが選ばれた。

 ようやく開発が始動するとあって、中央日報(電子版)など現地マスコミは一斉に今後の展開も予測。中央日報は「19兆ウォン(約2兆円)投入 ステルス技術がカギ」とのタイトルで詳報。「開発に成功すれば(現在の韓国空軍主力戦闘機でアメリカ製の)F-16より優秀な戦闘機を保有することになる」と報じたが、すぐにそれが楽観的な見方だったことが分かる。現地メディア「アジア・トゥデイ」が、ステルスなどの最新技術は何一つ供与されないと報じたのだ。

ブラックボックスを積んでいく作業

 現地報道を総合すると、KFX事業のキモとなる最新AESA(アクティブ電子走査アレイ)レーダーを始め、IRST(赤外線捜索追尾システム)や電子妨害装置などの最先端装置は、米ロッキード・マーチン社が生産し、韓国KAIはその「できあがった装置」を機体に組み付けるだけになるという。

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