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【お天気届けて半世紀(4)】テレビ出演には慣れなかった…画面から消えるハプニングも 今出東二さん

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【お天気届けて半世紀(4)】
テレビ出演には慣れなかった…画面から消えるハプニングも 今出東二さん

「MBSナウ」時代の今出東二さん。当初はテレビ出演のたびにプレッシャーを感じていた(MBS提供)

 MBSの名物気象解説者としてお茶の間に親しまれた、今出東二さん(67)。憧れの気象の仕事についたのは、22歳。日本気象協会に採用された。人前でしゃべるのが苦手だったのに、なぜか解説部に配属。ラジオやテレビに出演することになってしまった。(聞き手 佐々木詩)

 --オーディションを受けて昭和61年、「MBSナウ」に出演されました

 今出 最初はめちゃくちゃでした。というのも、いろんな先輩から、ああ言え、こう言え、とアドバイスされてね。でも人に言われた通りに話すと、それは自分の言葉じゃないでしょう。だから変な言い回しになったりするわけです。

 --どのぐらいで慣れましたか

 今出 なかなか慣れませんでした。天気図ばかり見てずっとカメラに背中を向けてしゃべったりね。「前を向きなさい」と局の偉いさんから注意されました。そのとき「カメラの向こうに人がいる。その人に話しかけるようにしたらいいんですよ」とアドバイスされまして。家で嫁さんを座らせて、視聴者だと思いながらしゃべる練習をしました。

 --地道な練習を重ねて、スタイルを身に付けていかれたんですね

 今出 当初、テレビに出るのは毎日ではなかったんです。週の前半は上司がやって、木曜日と金曜日がぼくの担当でした。ところが上司はすぐに管理職になってしまって、「東二君、もう全部やってくれ」と。1年後くらいから全部やることになりました。ただね、その上司、上手だったんですよ。

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