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【炎上の現場】対“バイトテロ”、監視ビジネスで防衛…増えるスマホ発「悪意」

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【炎上の現場】
対“バイトテロ”、監視ビジネスで防衛…増えるスマホ発「悪意」

「悪意ある投稿」はなぜ起きるのか。その主な理由としては「人の意見に反論したくて」だった

 このケースでは、発見から削除までわずか約1時間20分だった。悪ふざけを撮影して投稿する行為は“バイトテロ”と呼ばれ、勤務先の店舗などを閉店に追い込む事態にも発展しかねない。企業側には迅速な対応が求められており、ネット上でのこうした監視ビジネスの需要が高まっている。

 こうした現状について、SNSの活用を企業にアドバイスする事業を展開する「ビーンスター」(東京)の鶴野充茂社長(42)は「『炎上』が企業を倒産に追い込むリスクがあることは常識となった。従業員や就活生の書き込みを人事担当者がチェックするケースも増えている」と指摘している。

増える携帯からの「悪意の投稿」

 悪意がない投稿でも問題をはらむことがあるため、IPAはGWの行楽客に、友人と一緒に写った写真の安易な投稿への注意を呼びかけている。画像情報や写り込んだものから撮影場所が特定され、友人のプライバシーが侵害される恐れがあるためだ。

 一方、IPAが今年2月に公表した「情報セキュリティの倫理に対する意識調査」によると、13歳以上のネット利用者で主にパソコン(PC)を使用する5千人と、スマートフォンなど携帯端末を利用する3500人を対象にした調査で、投稿経験は、PCが38・5%だったのに対し、携帯端末は52・9%と半数を超えた。

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