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【お天気届けて半世紀(2)】中3で気象クラブ立ち上げ 青春は天気図とともに 今出東二さん

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【お天気届けて半世紀(2)】
中3で気象クラブ立ち上げ 青春は天気図とともに 今出東二さん

小学校の頃の今出東二さん。屋根の上で空の様子を眺めるのが好きだった(今出さん提供)

 今年3月まで、MBS専属として看板番組「ちちんぷいぷい」や「VOICE」で気象解説を担当してきた、今出東二さん(67)。関西の空を伝え続けて44年。今出さんにその原点となる少年時代の話を聞いた。(聞き手 佐々木詩)

 --天気に興味を持つようになったのはいつ頃ですか

 今出 子供のころの家がね、簡単に屋根に上がれるつくりだったんです。そこでよく空を見ていました。

 --見ていて飽きなかったんですね

 今出 雲の様子とかね。入道雲なんか、好きでしたねえ。空とは違いますが、蜂の巣がだんだん大きくなっていくのを眺めるのも好きでした。自然の移り変わりに興味があったんでしょうね。

 --そして、実際に観測してみようと。何かきっかけはあったのですか

 今出 小学校から中学校にかけての時期、伊勢湾台風、第2室戸台風が立て続けに来ました。テレビで海が荒れ放題に荒れているのをみて、ああ、自然の力でこんなふうになってしまうのか、と変に興奮しました。それで気象観測に興味を持ちました。

 --学校でも理科で気象を学びますよね

 今出 中学校1年生の理科の授業で勉強しました。ほかの科目は苦手でしたが、それだけはものすごく好きで。授業で天気図を学んで、中学3年生のときには本格的に天気図を描きたいと思うようになり、気象クラブを作ってもらいました。

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