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【なでしこ再び世界へ】(下)W杯制覇成し遂げた「なでしこ」の4つの秘訣…澤穂希パーソナルトレーナー、山田晃広氏寄稿

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【なでしこ再び世界へ】
(下)W杯制覇成し遂げた「なでしこ」の4つの秘訣…澤穂希パーソナルトレーナー、山田晃広氏寄稿

山田晃広氏

 4年前のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝し、脚光を浴びた女子日本代表「なでしこジャパン」。その魅力について、2012年ロンドン五輪で澤穂希(INAC神戸)のパーソナルトレーナーを務めた山田晃広氏が寄稿した。

  

 なでしこの魅力、つまり日本の女子サッカーの魅力について、いくつかお伝えしたいと思います。競技人口を比べると、米国の約130万人に対し日本は約3万人。この違いがありながら、どうして日本はW杯で優勝できたのでしょうか。

 個人的には、

〔1〕サッカーと仲間に対して感謝を忘れない

〔2〕こだわりを大切にする

〔3〕心からサッカーが好き

〔4〕年齢に関係なく本当にサッカーが上手になりたいと思っている

-の4点に秘訣(ひけつ)があるように思います。

 〔1〕は練習に入る前も終わった後も、選手自らがグラウンドの整備や片付けを行います。なでしこジャパンの選手であろうと新人の選手であろうと隔たりなく、ボールに空気を入れたり、試合に必要な準備を率先して手伝ったりします。サッカーができることに感謝し、選手として試合ができることの喜びをいつも行動で示しているんです。たとえ試合に出場できなくても、ボール拾いや試合のビデオ撮影、ロッカールームの掃除など、おのおのができることを自分たちで探し、仲間を助け合っています。雨にぬれたボールや道具も、翌日に気持ちよく練習できるようきれいに磨いたりします。

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