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【経済裏読み】スマホから消えた「サムスン」の文字…“嫌韓”の日本限定「ステルス作戦」か、付属品からもロゴ削る徹底ぶり

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【経済裏読み】
スマホから消えた「サムスン」の文字…“嫌韓”の日本限定「ステルス作戦」か、付属品からもロゴ削る徹底ぶり

 長く世界シェアトップを走ったきたサムスンの変調は、昨年末から鮮明になってきた。それはさまざまなデータが示している。

 2014年10~12月期にサムスンのスマホ世界販売台数(米調査会社ガートナー調査)はアップルに抜かれ2位に転落。ロイター通信によると、アップルがサムスンを抜いたのは2011年以来のことだ。

 サムスンの13年の通年業績は、営業利益、売上高とも過去最高だったが、14年は9年ぶり減収、3年ぶりの減益を記録した。

 4月7日に発表した15年1~3月期の連結決算(暫定値)でも、営業利益が前年同期比約31%減の約5兆9千億ウォン(約6500億円)。営業利益は前期(14年10~12月期)に比べれば、12%程度増加しているが、本格回復にはまだ遠い。

 中国の北京小米科技(シャオミー)や華為技術(ファーウェイ)など新興メーカーの追い上げはきつくなるばかりで、前にはアップルが立ちふさがる。主力スマホのギャラクシーの牽引力が弱まりは、業績に直結している。

反韓感情で勢いを失う?

 そんな中で、鳴り物入りで投入するスマホに自社のロゴを入れない意味は何か-。欧米や韓国メディアも関心を寄せた。

 AFPは、社名のロゴを消した理由について、サムスン側は明らかにしていないと報じた一方、最大のライバル、米アップルが支配的な地位を占め、日本勢が一定の勢力を持つ市場で「苦戦してきた」と指摘し、これまでのサムスンの日本でのビジネス状況と関連付けた。

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