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【岡目八目】「攻守交代は2分強で」-タイマー掲示のMLB 「スマホ世代」に耐えられない試合時間 ワーストに日本選手続々

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【岡目八目】
「攻守交代は2分強で」-タイマー掲示のMLB 「スマホ世代」に耐えられない試合時間 ワーストに日本選手続々

さすがに9回でこんな長い試合はありませんが… さすがに9回でこんな長い試合はありませんが…

選手急かすタイマー

 NFL(米プロフットボール)で16年間にわたって辣腕をふるったポール・タグリアブーコミッショナーが米スポーツ誌に「野球はスーパーのレジ待ちくらい退屈」と発言し、物議を醸したのはざっと10年前。その間も試合時間短縮と取り組んできたMLB(メジャーリーグ)が今季、その動きを本格化させた。NHKの大リーグ放送で、カウントダウンする球場のタイマー掲示をご覧になった視聴者も多いだろう。

 具体的には、投手はボールを受けてから20秒以内に投球しなければならない。打者は危険球をよけた場合などを除き、最低でも片足を打席に残す。一番のミソは攻守交代で、テレビのローカル中継のある場合は2分25秒、全米中継では2分45秒で完了することが徹底される。投手は残り30秒までに投球練習を終え、打者は5秒までに打席に入らなければならない。NHKでたまに映るカウントダウンタイマーはこれだ。

 違反した場合は警告、また罰金が科せられるが、4月中はルール浸透の準備期間として適応しない方針。本格的に効果が出てくるのは5月以降か。

ダルい試合追放せよ

 特に近年、米国ではNFLやNBA(米プロバスケット)人気に押され、若者の野球離れが加速しているとの声が多く、その要因の1つに試合時間の長さが挙げられてきた。1980年に2時間38分だったメジャーの試合時間は2012年に3時間を超え(延長戦を含む全試合平均)、その後も数分ずつ延びている。スマホであっという間に情報を取得するのに慣れた若者層には耐えられる時間ではないだろうという指摘だ。

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