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【FC2幹部逮捕】わいせつ動画、リベンジポルノ…違法動画の「インフラ」 京都府警、実態解明急ぐ

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【FC2幹部逮捕】
わいせつ動画、リベンジポルノ…違法動画の「インフラ」 京都府警、実態解明急ぐ

〝違法動画の温床〟との指摘もある人気動画投稿サイト「FC2」をめぐる構図。本社が米国ラスベガスにあって「国境の壁」に阻まれてきたが、京都府警などの捜査で実質的に国内で運営されている疑いが濃厚になっている

 問題が指摘される動画投稿サイト「FC2」の運営幹部の男らが23日、京都府警などの合同捜査本部に逮捕された。FC2動画は、わいせつ動画や著作権法違反の動画などが数多く投稿され、全国で投稿者の摘発が相次いでいる。本社は米国・ラスベガスにあるとされ、動画投稿サイトに限らず、ブログなどのサービスを各国向けに展開し、規模を拡大してきたという。合同捜査本部は逮捕を足がかりに実態解明をさらに進める。

 FC2動画は、投稿動画の視聴回数に応じ、換金可能なポイントが投稿者に与えられる仕組みを確立。違法な動画が次々と投稿され、人気サイトの一つとして定着していた。

 違法動画の投稿が相次いでいたが、これまでは警視庁などが、米国の運営法人に対し、違法な動画投稿を防ぐための措置を講じるよう通知を行うなどにとどまっていた。サイバー犯罪の温床となっていながら、強制捜査の手が運営側に及んでいなかったのには、サイトの運営元が米国にあるとみられていたことが大きい。

 しかし、京都府警などの合同捜査本部は、国内では実質的にホームページシステム社が運営していたことを突き止め、昨年9月に公然わいせつ幇助容疑で家宅捜索。初めて運営者サイドに捜査のメスを入れた。

 FC2に限らず、動画投稿サイトは、著作権法違反の動画やわいせつ動画、社会問題にもなっているリベンジポルノなど、さまざまな犯罪の「インフラ」となっているともいわれている。

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