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【衝撃事件の核心】「謎の油」事件に「油供養」説も浮上!? 柑橘系のにおい…液体特定できず、防犯カメラも役立たずお手上げ

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【衝撃事件の核心】
「謎の油」事件に「油供養」説も浮上!? 柑橘系のにおい…液体特定できず、防犯カメラも役立たずお手上げ

談山神社の重要文化財「権殿の回廊」に液体がまかれた跡が見つかった=奈良県桜井市

 世界遺産の奈良市東大寺や唐招提寺、京都市の二条城など、寺社の建物や像に油のような液体がかけられる事件が全国に拡大している。最も多くの被害が見つかっている奈良県内では、被害に遭った寺社のうち14寺社でまかれた液体の成分が4種類に分類され、さらに8寺社に同じ物がまかれていることが分かった。奈良県警は文化財保護法違反などの容疑で捜査しているが、成分の特定には時間がかかる見通しで、防犯カメラの映像でも「犯人特定は難しい」(捜査関係者)という。悪質ないたずらか、それとも別の理由からか-。先月末以来、報道で事件が注目された後も犯行は続いているとみられ、謎は深まるばかりだ。(橋本昌宗、浜川太一、山崎成葉)

「通常の汚れではない」と通報

 一連の“事件”は、奈良県明日香村の古刹(こさつ)、岡寺から始まった。寺によると、3月28~29日に重要文化財の仁王門で計20カ所もの液体がまかれたような痕跡を発見。僧侶や職員が落とそうとしたが、なかなか落ちる気配がなかったことから「通常の汚れではない」と被害届を提出した。

 真言宗豊山派の同寺は、総本山の長谷寺(同県桜井市)にも連絡。長谷寺でも調べた結果、本堂(国宝)や仁王門(重文)、本尊の木造十一面観音立像(同)などに液体の痕跡を発見し、県警に通報した。

 両寺の被害が報道されたのをきっかけに、「うちでも被害を受けていた」「境内を確認したら液体の跡があった」などと県警への届け出が相次ぎ、事件は拡大。4月5~7日だけで、同じ明日香村の橘寺、飛鳥寺、飛鳥坐(あすかにいます)神社でも同様の被害が出ていたことが明らかになった。

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