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徳川に破壊された「幻の山城」遺構見つかる 秀吉ゆかりの水口岡山城

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徳川に破壊された「幻の山城」遺構見つかる 秀吉ゆかりの水口岡山城

城門があったとみられる遺構

 豊臣秀吉が築かせた滋賀県甲賀市の水口岡山城・三の丸跡から、城門とみられる礎石や石垣などの遺構がみつかった。調査を手がける甲賀市教委は19日、現地説明会を開く。城門は軍事的性格の弱い構造だったため、三の丸は城主や重臣らの居住空間だったとみられる。市教委は「水口岡山城の全容を考える上で、重要な調査成果」としている。

 水口岡山城は、豊臣政権の拠点の一つとして、古城山の山頂一帯に築かれたとされるが、徳川幕府が徹底的に破壊したため全容は不明。三の丸も、のちの江戸時代に描かれた絵図では山頂東側に描かれているが、詳細は分かっていない。

 市教委は今回、三の丸があったと伝えられる地点の斜面を発掘。門柱の礎石とみられる石が1対みつかったのをはじめ、その周辺に長さ50センチほどの石が段状に並べられ、付近には長さ30センチほどの石が大量に堆積していた。

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