産経WEST

【関西の議論】「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西の議論】
「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い

開創1200年大法会で奥の院燈籠堂で営まれた法要。参拝者減少に危機感が募る=和歌山県高野町(沢野貴信撮影)

 弘法大師・空海が高野山(和歌山県高野町)に密教の道場を開いてから1200年-。世界遺産にも登録された霊場では、5月21日までの50日間にわたる記念大法会が営まれている。期間中の参拝者は30万人と見込まれているが、昭和59年に行われた弘法大師御入定1150年御遠忌大法会の約100万人と比べると3分の1にも満たない寂しい数字だ。背景には少子高齢化や若い世代の宗教への関心の薄れといった問題が指摘されており、関係者らは危機感を募らせている。

50年前よりも参拝者は減少の見込み…

 高野山では、空海が弘仁7(816)年に嵯峨天皇から高野山を賜り、真言密教の道場を開いた「開創」と、空海が承和2(835)年に入定(永遠の瞑想)したことに合わせた「御遠忌」の2つの大法会をそれぞれ50年ごとに開いている。

 「昭和59年の御遠忌のときは、宿泊者を収容し切れず、宿坊の廊下で寝る人も多かった。今回は予約状況を見ても団体客は減っている。宿泊人数も半分ぐらいです」

 開創1200年大法会の事務局担当者は、こう話す。

 今回の開創大法会の参拝者30万人という見込みについては「御遠忌大法会は弘法大師を偲ぶ祭事で、開創大法会は高野山が開かれたことを祝う祭事。開創大法会にも真言宗他派の方は来られますが、やはり御遠忌大法会の方が多くなる」と説明する。

このニュースの写真

  • 「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い
  • 「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い
  • 「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い
  • 「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い
  • 「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い
  • 「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い
  • 「参拝者が3分の1」開創1200年「高野山」に厳しい現実…ミシュラン「3つ星」に救い

「産経WEST」のランキング