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【謎の「油」】被害は全国29施設に…八坂神社や兵庫で初確認

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【謎の「油」】
被害は全国29施設に…八坂神社や兵庫で初確認

九条通から望む東寺。また油のような液体の痕跡が国宝の金堂などで確認された=京都市南区

 全国の寺社などに油のような液体がかけられた事件で、八坂神社(京都市東山区)の社殿「悪王子社」でも同様の痕跡が見つかっていたことが12日、分かった。兵庫県淡路市の伊弉諾(いざなぎ)神宮でも同様の被害が見つかり、被害は7府県の29寺社・城となった。

 八坂神社によると、同日午前4時ごろ、巡回中の警備員が、悪王子社の木製の壁に液体の跡を見つけた。

 京都市ではほかに、世界遺産・東寺(南区)で新たに金堂(国宝)▽講堂(重文)▽食堂▽土塀-の4カ所で同様の痕跡が見つかっていたことが、東寺や京都府警への取材で分かった。

 この日はほかに、「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮(香川県琴平町)で、新たに御本宮拝殿で液体がまかれたような跡が発見された。

 また、兵庫県警などによると、3月21日、伊弉諾神宮で戦没者を祭る「淡路祖霊社」の階段部分に、幅約1・5メートルにわたって油のような液体がかけられた跡があることを同神宮の職員が発見していた。同県内での被害確認は初めて。

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