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安部公房の不条理小説を演劇に 愛媛で公演へ

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安部公房の不条理小説を演劇に 愛媛で公演へ

小説「人間そっくり」を演じる劇のPRチラシ

 小説家の安部公房(1924~1993年)の不条理小説「人間そっくり」を題材にした演劇(リーディング公演)が、24、25の両日、愛媛県松山市緑町のシアターねこで公演される。

 京都市を中心に活動する演劇ユニット「このしたやみ」と、三重県津市の「劇団Hi!Position!!」による共同公演。平成24年から全国各地で開催しており、今回は「四国・九州ツアー」として、22日の津市を皮切りに松山市、長崎市(28、29日)、宮崎市(5月1、2日)で順次催される。

 リーディング公演はセリフやシナリオが書かれた台本を読むようなスタイルで進められる演劇だが、「人間そっくり」では台本が書かれた巻物を小道具のようにして上演。NHKの「マッサン」でも脇役を演じた「このしたやみ」の二口大学さんら3人が出演する。

 劇は、「こんにちは火星人」というラジオ番組の脚本を書いている「ぼく」の元を、火星人と名乗る男が訪れ、突拍子もない男の話に歩調を合わせるのだが、男が垣間見せる狂暴的な気配におびえて…というあらすじ。安部公房ならではの“不条理の世界”が3人の熱演で展開される。

 24日は午後7時、25日は午後2時から上演。入場料は一般2千円、22歳以下1千円。問い合わせはシアターねこ((電)089・904・7025)へ。

 

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